太平洋岸
西からの風が強い日でした。雲も多いが海辺は日差しが鋭い。
波が高い。サーファー達の目つきが尋常ではない。
サーファーじゃなくとも目を奪われる大波達である。
サーファーの気持ちが高ぶるのもうなずける。
波を望む瞳は輝いており羨ましいくらいである。
海岸は東向きであるので波は風とは逆向きである。
崩れだした波の頭からはしぶきが風で後ろに流れ飛ぶ。
大波はあたかも巨大な何かが海中から陸へ上がたって来るかのように
海面を盛り上げて大きくなっていく。
そして、もたげた頭からはしぶきをを後ろに舞い飛ばし、
群れで続々と海面を盛り上がり上陸してくるときもある。
いささか恐ろしさを感じたリする。
自然の膨大な力、波動に対してなのか、
それともその目に映る場面、
巨大な何者かが上陸してくる様な感覚に対してなのかは自分でも解らない。
隣の車から降りてきた、青年とはもう言えないサーファーは
一度だけだが、すかさず大波に乗って帰ってきた。満足げである。
サーファー達と言っても数えるほどしかいない。
しかも大波に乗れるのはその中でもまのもまれだった。
1人反省会? まだ、うまく乗れない少女。 くじけるな! がんばれ!
















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