肘折温泉 上の湯
| ■MAP 山形県大蔵村肘折 |
肘折温泉 上の湯
『肘折』を『ひじょり』と発す。
上の湯は消防施設と一体でした珍しいというかなんと言うか。
メインは浴場施設だが建築基準が消防施設になるためか
2階建てですが鉄筋か鉄骨のコンクリート造打ちっぱなしです。
火事にも地震にも大雪にも強いです。
1階が浴場、外へ出て2階が休憩室兼町の寄合場みたいでした、逆かも。
浴槽は共同浴場としたら広いです。
湯船の袂に小さなお地蔵さんが立ってるのが印象的です。
このお湯は地蔵権現が見つけたという言い伝えからですかね。
湯気がすごい、こもった感じでした、換気口が見当たらなかったです。
お湯は温めでした、共同浴場ってのは熱目が鉄則かと思ってましたが。
財団法人山形温泉・・・・さん熱いお湯もいいもんですよ。
熱い源泉なのだから熱いお風呂があってもいいんじゃないかなと
熱目が好きな個人的意見です。
《ひじょりおんせん》今年で開湯千二百年だそうです。
町並みの風情もいいしまずまず、いやなかなかの温泉地だと思います。
山間ながらカルデラ地形のためちょっとした平地にあります。
肘折は気象庁火山情報の東北地方の火山一覧に名前が載っているが
一体はカルデラ地形でシンボル的な山は無い、崩れた為です。
今でも肘折に至るまでの道のりには大規模な地すべり地帯があったり
地形的に興味深いところです。
宿泊施設は20軒以上はあるが、観光ホテルってのは無く
すべて旅館の域を出ない建物で温泉街を形成しています。
この各旅館旅館から下駄を鳴らして上の湯に行くのが
“ひじょりスタイル”みたいである。
酒飲んでから繰り出すんでしょうね。
上の湯、熱いお湯じゃ危険なのかな、
湯が温めなのはそのためもあるか。たまたま温かったのか。
一本の大通りがありそれ沿いに旅館が並んでいる、
そこを下駄を鳴らして行く。
これがメインストリートであるがほかに通りらしき通りは無いです。
裏側には清流が流れているが、それは無視ってな感じの温泉街。
川沿いには数軒の旅館があるだけ。
宿の窓に広がる眺望や自然は軽視で
温泉街の存在、その景観が観光のメインと考えた時代が
そのまま残っている感じ。新幹線も高速道路も無かった時代に、
肘折を訪れる事の出来た人々にとってはどこにでもあった清流より
奥山にある温泉街のほうが魅力的でったのでしょう。
良くも悪くも昔そのままです。
古き良きイメージをもとに整備されてきたよくある観光温泉地ではなく
手つかずの温泉街、儲け主義的な新しい大きな資本や
ハゲタカ的な資本が入ってない。
近くには公営ぽい近代的大施設がありますが。
開発する立場から考えたとしたら、
カルデラ地形のすばらしロケーション、
あちこちに湧き出る高温の源泉、余裕ある土地、など潜在能力はすごく、
三拍子揃った開発意欲をそそる温泉地だと思う。
未開発なのはアクセスの悪さがネックなのかな。
先に述べたが地形地質的に大規模な道路の建設や整備は難しいと
思われる。田中角栄の日本改造論もつうじない。
現代日本いおいてこの状況はある意味、奇跡的ではなかろうか、
そのままでいてほしい。そのための生命線はアクセスの悪さなのか。
ひじょり温泉。街のあちこちに湧き出る高温の源泉、
メインストリートの道端に沸き溢れて普通にあったりする。
この通りには、昔ながらの土産物屋が数件と
古ぼけた郵便局跡と旅館が連なり並んであるだけ。
そこを歩けば雑然たる音は無い。
ただ下駄の音と窓の開いた旅館の風呂場からは
風呂桶の音が”カッコ~ン”と響いてくるそんな所です。
| ■《ひじょリおんせん》 開湯千二百年 ■ 地図リンク 山形県最上郡大蔵村肘折 |



















